令和7年度酒類業振興支援事業費補助金

令和7年度の「酒類業振興支援事業費補助金」の公募が開始されています。

日本産酒類の輸出拡大や酒類業の経営改革・構造転換を支援することを目的としています。
この補助金は、酒類事業者が行う日本産酒類のブランディングやインバウンド需要の開拓、国内外の新市場開拓などの意欲的な取り組みを支援します。

(受付期間)
【第1期】令和7年1月23日(木) ~ 令和7年2月27日(木)17:00まで
【第2期】令和7年2月28日(金) ~ 令和7年4月24日(木)17:00まで

支援枠と補助内容

本補助金には、「海外展開支援枠」と「新市場開拓支援枠」の2つの支援枠が設けられています。

  1. 海外展開支援枠
    • 補助率:補助対象経費の1/2
    • 補助金額:50万円以上1,000万円以内
      • 酒類事業者3者以上で構成されるグループ申請の場合、上限額は1,200万円となり、以降、酒類事業者1者ごとに100万円を上乗せし、最大1,500万円まで引き上げられます。
  2. 新市場開拓支援枠
    • 補助率:補助対象経費の1/2または2/3(従業員規模により異なる)
    • 補助金額:50万円以上500万円以内
    • 申請要件
      • 3~5年の事業計画期間において、給与支給総額を年率平均1.5%以上増加させる計画
      • 売上額または付加価値額を年率平均3%以上増加させる計画
      • これらの要件を満たさない場合、補助金の一部返還が求められる可能性があります。

補助対象事業の例

  • 海外展開支援枠
    • 海外ニーズを踏まえた新商品開発やブランド戦略の構築
    • 海外の有名レストラン等との協力による認知度向上のための情報発信
    • 酒蔵の観光化や地域における酒蔵ツーリズムプランの策定
  • 新市場開拓支援枠
    • 地元食材を活用した新商品の開発
    • テイスティング等の顧客体験を重視した新たな販売手法の導入
    • AI技術等を活用した品質管理システムの導入

補助対象経費

補助対象経費には、以下の項目が含まれます:

  • 設備等費
  • 謝金
  • 旅費
  • 借損料
  • 通訳・翻訳費
  • 会議費
  • 広報費
  • 委託費
  • 外注費
  • マーケティング調査費
  • 産業財産権等取得等費
  • 展示会等出展費
  • 雑役務費
  • 原材料等費
  • 設計・デザイン費
  • 出演料
  • 運営費

ただし、通常業務に要する費用は補助対象外となります。

申請方法と期限

今回より申請は、電子申請システム「jGrants」を通じて行います。
そのため、事前に「GビズIDプライムアカウント」の取得が必要です。
アカウントの発行には1~2週間程度かかるため、早めの準備をおすすめします。

  • 公募期間
    • 第1期:令和7年1月23日~2月27日
    • 第2期:令和7年2月28日~4月24日

注意点

  • 同一の事業者が、同一または類似の内容で他の国の補助事業や委託事業と併願している場合、不合理な重複や過度な集中を排除するため、重複して採択されません。
  • 交付決定前に事業譲渡や会社分割等を行い、補助金の採択により生じる交付申請を他社に承継することは認められません。
  • 補助事業を完了した日の属する会計年度の終了後5年間、毎会計年度終了後90日以内に本補助事業に係る事業化の状況を国税庁長官に報告する義務があります。
情報源
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