【取得事例】東京都・スペインワイン専門会社が輸入卸売・洋酒卸売・一般小売・通信販売の4免許を同時取得
取得した免許の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取得免許 | 輸入酒類卸売業免許・洋酒卸売業免許・一般酒類小売業免許・通信販売酒類小売業免許(4免許同時) |
| 会社設立 | 2023年11月 |
| お問い合わせ日 | 2023年11月25日 |
| ご依頼日 | 2023年12月13日 |
| 申請日 | 2024年1月11日 |
| 免許交付日 | 2024年3月5日 |
ご依頼の背景
申請者は2023年11月に設立したスペインワイン専門の販売会社です。代表者はワイン商社2社でマーケティングから生産者との取引まで幅広く携わった経験を持ち、その知識・人脈・ノウハウを活かして独立・起業されました。
「スペインワインの魅力をより多くの方に届けたい」という思いのもと、会社設立と同時期にご相談いただきました。
販売の計画と必要な免許
前職での業界経験をもとに、開業当初から複数の販売チャネルを想定していました。海外から直接輸入するだけでなく、国内のインポーターからも仕入れて幅広い販売に対応するため、4つの免許を同時に取得することになりました。
| 免許 | 販売チャネル・目的 |
|---|---|
| 輸入酒類卸売業免許 | スペインから直接輸入したワインを問屋・酒販店に卸売する |
| 洋酒卸売業免許 | 国内インポーターから仕入れたワインを問屋・酒販店に卸売する |
| 一般酒類小売業免許 | 酒類小売免許を持たない飲食店への直接販売 |
| 通信販売酒類小売業免許 | 自社ECサイトで一般消費者に販売する |
申請上のポイント
1. 前職のワイン商社での経験が人的要件をカバー
酒類卸売業免許の取得には、申請者または役員が酒類販売業または製造業に通算3年以上従事した経験が必要です。本件では代表者がワイン商社2社での長年の実務経験を有しており、この要件を十分に満たしていました。
また、業界経験を通じて国内外の取引先とのネットワークがすでに構築されていたため、輸入先・国内仕入先・販売先の取引承諾書の取得もスムーズに進みました。
2. 輸入卸売と洋酒卸売の両免許を同時取得した理由
スペインから直接輸入するワインには輸入酒類卸売業免許、国内のインポーターから仕入れるワインには洋酒卸売業免許がそれぞれ必要です。両方の仕入れルートを活用する予定があったため、開業時から2つの卸売免許を同時に取得しました。
仕入れルートによって必要な免許が異なる点は見落とされがちですが、後から追加申請するよりも同時取得の方が手続きの負担が少なくなります。
3. 賃貸契約が代理人名義だったため所有者からの使用承諾書が必要に
酒類販売業免許の申請では、販売場の使用権限を証明する書類が必要です。通常は賃貸借契約書で対応できますが、本件では賃貸契約の名義が所有者ではなく代理人との契約になっていたため、所有者から直接使用承諾書を取得する必要がありました。
使用承諾書の手配に時間がかかることが見込まれたため、手配中の状態で先に申請を行い、申請から約1か月後に使用承諾書を追加提出する形で対応しました。税務署との事前協議を経てこの進め方が認められ、最終的に2024年3月5日に4免許が交付されました。
このように、書類の一部が揃っていない段階でも申請できる場合があります。ただし税務署によって対応が異なるため、事前に確認することが重要です。
まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 東京都・スペインワイン専門販売会社(設立直後) |
| 取得免許 | 輸入酒類卸売業免許・洋酒卸売業免許・一般酒類小売業免許・通信販売酒類小売業免許 |
| 販売する酒類 | スペインワイン(輸入品・国内仕入れ品) |
| ご依頼から申請まで | 約1か月(2023年12月13日依頼→2024年1月11日申請) |
| 申請から免許交付まで | 約2か月(2024年1月11日申請→2024年3月5日交付) |
| 特記事項 | 4免許同時取得・代理人名義賃貸契約への対応・使用承諾書の申請後追加提出 |
輸入酒類卸売業免許・洋酒卸売業免許をはじめ複数免許の同時取得についてご不明な点やご相談がございましたらお気軽にお問い合わせください。初回相談は無料にて承っております。










